伊藤忠系VC、社会人対象の起業家育成 事業計画を助言

10月 11, 2020 起業家育成

伊藤忠商事子会社のベンチャーキャピタル(VC)、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV、東京・港)は起業家育成に乗り出す。主に社会人を対象に事業アイデアを募集し、有望なチームにはITVの投資担当者らが4~5カ月間、事業計画などを助言し、ITV以外のVCとの橋渡しも行う。12日から1回目の募集を始める。

伊藤忠テクノロジーベンチャーズの投資担当者らが起業家の卵に直接助言を行う

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伊藤忠テクノロジーベンチャーズの投資担当者らが起業家の卵に直接助言を行う

育成プログラムの名称は「KAKUSEI」。社会人経験者や企業に在籍中の人が主な対象となる。まず8チーム前後を選抜し、11月上旬から事業案の改善に向けた助言を行い、伊藤忠グループの営業網なども活用して情報収集を手助けする。改善した事業案は2021年4月上旬に投資家向けの発表会で披露する。半年を1サイクルとして年2回程度の開催をめざす。

プログラムは小売り、通信・IT(情報技術)、医療・ヘルスケア、働き方、交通や観光など地方再生を重点分野とする。新型コロナウイルスの影響で日常生活や経済活動に大きな変化が起きるなか、デジタルトランスフォーメーション(DX)をはじめとするアイデアを集める。

伊藤忠系VC、IT新興発掘へ100億円ファンド

伊藤忠商事子会社のベンチャーキャピタル(VC)、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV、東京・港)は100億円を運用するファンドを立ち上げた。主に国内や米シリコンバレーのIT(情報技術)スタートアップへの投資を狙う。新型コロナウイルスの感染拡大で資金調達が難しくなるなか、有望な投資先に出資できるチャンスが増えると見ている。

伊藤忠テクノロジーベンチャーズは、ドローンを使った設備点検サービスを提供するセンシンロボティクスにも出資している

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伊藤忠テクノロジーベンチャーズは、ドローンを使った設備点検サービスを提供するセンシンロボティクスにも出資している

ファンドの名前は「テクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合」。伊藤忠グループ各社のほか中小企業基盤整備機構(中小機構)やみずほ証券、三菱UFJ銀行、りそな銀行なども出資する。ITVは2000年に設立し、これまでの運用総額は約300億円だった。

ITVが出資したドローン制御ソフト開発のセンシンロボティクス(東京・渋谷)は、このほど伊藤忠本体と協業を始めた。ドローンを使った工場などの設備点検サービスを連携して販売する。伊藤忠はコロナ収束後の人手不足も見据え、先進技術を確保するため、ITVのネットワークを活用していく考えだ

投稿者: 瑚心すくい

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