2018年、女性の就業数が2,946万人で前年に比べて87万人増加し、
男性の45万人の倍となり年々女性が働ける環境が良くなっている。
昭和・平成を通じて長年女性の就業数を年齢層に分けてグラフ化した状態を
「M字」カーブと象徴していたが、このM字カーブの解消が進んだといえる。
従来では結婚と子育て世代が多い30歳代で就業率が下がるのであるが、
その世代の働ける環境を企業や家庭で作っていってることもあると思う。
また若年層の就業率も伸びている。
65歳以上、70歳以上の就業率も伸びている。
全体では、
業種では、宿泊・飲食サービスが20万人
続いて、医療・福祉と
人材不足が否めない業種の就業数が多い。
統計での分析では、賃金水準の低い業種が課題化されているが、
人材を大事にしない企業はいずれダメになる。
雇われた人は次から次へ辞めていく。
その度に、現場の機動力が落ち、
特定の人材に仕事の責任が集中する。
ある運輸会社のオーナーはいう。
「トラックは女性にもどんどん乗ってほしい。
車を綺麗に使ってくれるから」・・・。
そうですよね。仕事の道具を大事にする人材はありがたい。
そんな要素も今回の統計結果に表れている気がする。