いきなり言われても、親はいなくても子は育つとしか言いようがない。
といきなり身もふたもない話であるが、
実際に「赤ちゃんを、子どもをどう育てていいかわからない」
親はいるのである。
それは自身がネグレクト(育児放棄)にあったり、
潜在的愛着状態を体験していないからである。
難しい話はしないで言うと、
子どもは抱きしめてあげることが一番なのである。
人肌の温もりを親から子に伝えることが、
子ども自身が人間であることを自覚する事につながるのである。
逆に怒らない親も増えた。
怒り方がわからないのである。
乳児から幼児にかけて、年齢で言えば2歳・3歳以下では(個人差はある)
子どもは母親のお腹の中にいる時の記憶が残っている。
だから子どもは時々「バァーてでてきた」とか「お母さんのお腹でフワフワしてた」
みたいな表現で記憶を話してくれる。
ところが3歳位を境に、その記憶は潜在的にしまわれ、
目の前で起きていることに興味を持つ。
ひとつ例を挙げてみると、2歳頃怒られた(ほどがありますが)記憶は
恐怖としては残りません。
しかし3歳を過ぎると恐怖として記憶されるのです。
例えば危ないものを持って振り回すこと。
これは2歳頃に絶対させてはだめです。
暴ないものというより、ケガにつながるものです。
適度に怒ってください。手を軽く叩いてもいいです。
体で覚えさせてください。
3歳以降は理屈で怒ってください。
ちゃんと説明してあげてください。
<子育て四訓>
乳児は肌を離すな
幼児は肌を話して手を離すな
少年は手を放して目を離すな
青年は目を離して心を離すな